Android端末の個人的なキラーアプリ Splashtopシリーズ
いわゆる、リモートデスクトップといわれるアプリで、
Android端末をネット経由で自宅のWindows PCに接続し、
Windowsの画面を表示して遠隔操作するアプリです。
Android端末の特徴は軽くてバッテリーが長持ちすることですが、
処理性能が低く、オフィスアプリもまともなものがないので仕事では使いづらいという欠点があります。
Splashtopはその欠点を克服するため、自宅のPCを遠隔操作することで、
Android端末を超高性能タブレットPCにしてしまうという画期的なツールなんです。
こんな感じでAndroid 4.2の画面にWindows 7のデスクトップが表示されます。
私の場合、Asus Transformer TFシリーズを使っているのですが、
タブレットとキーボードドックが合体することで見た目はWindows 7のウルトラブックみたいな形になります。
Splashtopとの相性は抜群でタッチパッドと物理キーボードがあるので普通のノートパソコンみたいに使えます。
家庭内のWIFI環境で使う限りではラグも極小です。
外出先から使う場合はラグはありますが、
TFシリーズの10時間以上のバッテリーライフと軽量ボディで
オフィスソフトを制限なしで使えるというのは想像以上に快適です。
ちなみに、インドネシアに海外旅行に行った際に
インドネシアの現地携帯の3G回線から日本の自宅のPCに接続してみた動画です。
インドネシアの3G 環境はかなり劣悪で100kbpsも出ればよいほうなのですが、
意外にも実用可能なレベルのラグでした。
※Splashtopシリーズは外付けの日本語キーボードに対応していないため、
英語キーボードとして認識されてしまい、
たとえば「+」を入力しても「*」として認識されてしまいます。
対策としては英語キーボードを接続するか
記号入力時のみソフトウェアキーボードで対処するか
どのキーでどの記号が入力できるか覚えておいて無理やり入力するしかありません。
マルチメディア(ゲームや動画)での利用では3G回線ではさすがに無理があって
フレームレート低下やラグでまともには使えないことが多いと思います。
外出先でも光回線のWIFIでつなげばかなりマシにはなりますが・・・
自宅WIFI内での接続でのHD動画視聴は実用レベルで、
ごろごろしながらAndroidタブレットで地デジを視聴したりできちゃいます。
(ネットの回線をモニタすると30Mbpsといったすごいトラフィックになりますw)
色々なバージョンが出ていて、それぞれ微妙に操作の仕方や性能に違いがあるので、
次回の記事で操作方法や機能の違いなどをまとめてみたいと思います。
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